就労を希望する高齢者が約7割
【あなたはいつまで働きたいですか?】
2016年発表の内閣府統計データで、
60歳以上の高齢者に、いつまで収入を得る仕事をしたいか聞いたところ、
「働けるうちはいつまでも」が最も多く、28.9%
「65歳くらいまで」が、 16.6%
「70歳くらいまで」が、 16.6%
「75歳くらいまで」が、 7.1%
「80歳くらいまで」が、 2.7%
60歳以上の71.9%が就労を希望しているとなっている。
60歳定年企業での定年到達者をみると、継続雇用された方の割合は80%以上、8割の方が就労を希望している。
労働力人口の中で高齢者の割合が年々上昇している。
2015年の労働力人口は6598万人で、そのうち65歳以上の人が744万人で11.3%となり、
約10人に1人が高齢者との統計がでている。
これは約40年前1980年の4.9%から大きく上昇しており、今後も上昇していく。
これは「高年齢者の雇用の安定等に関する法律」などの改正もあり、
企業に「定年制の廃止」「定年の引き上げ」「継続雇用制度の導入」のいずれかを義務付けいるのも関係している。
近年、高齢者の運転事故が多くニュースで取り上げられている。
警察庁の発表によると、2006年の65歳以上の過失運転事故約18%から2016年約28.4%へと大幅に増加している。
これからの社会では、より新しいルールが求められてゆく。