【循環型社会】【3R】【リユースとリサイクルの違い】
【循環型社会】
モノがあふれている現代では、ごみ処分の問題、自然破壊、海洋汚染、地球温暖化などさまざまな問題が顕著にでてきています。
その原因は「大量生産・大量消費・大量廃棄」になり、それを改善していくために2000年に『循環型社会形成推進基本法』が成立した。
内容は、ゴミを減らし、限りある地球の資源を大切に使っていき、再使用できるものは繰り返し使うなど環境への負荷をできるだけ低減しようというものです。
【3Rの考え方】
➀リデュース ゴミの軽減
➁リユース 使えるモノは再使用
➂リサイクル 資源としてまた再利用
【リユースとリサイクルの違い】
初めにはやった『リサイクル』という呼び方は、製品を原材料に戻し、再構築して新しいものを作るというもの。
リユースとは、まだ使えるモノを直したり、洗浄したりしてそのまま再度使うということ。
リサイクルは分解したり、溶解したり、工場などの施設が必要になってくるが、リユースは誰にでもできる地球環境に優しい行為である。
先日、阪神淡路大震災を経験した方と話す機会があり、初めの2日間は助けなどまったく来ない状況で過ごすことになる。
一番大事な物は水の確保だったと聞きました。カップラーメンなどの容器を再度使用しお椀代わりにつかっていたとのことです。
そんな話から、モノがあふれている現代は、物の価値観が昔とは違うとおっしゃっておりました。