【空き家問題】【行政代執行】【片付け】
現在、全国で空き家が増加している。
総務省の調査結果(2013年集計)によると7軒に1軒が空き家との統計がでており、
それが、今から15年後の2033年ごろには、3軒に1軒が空き家となる予測がでている。
主に空き家には、
➀売却用物件
➁賃貸用物件
➂別荘、別宅物件
➃その他の使用
があり、➀と➁は不動産業者が管理しているが、➂と➃は所有者ご本人が管理している。
その為、所有者の管理意識が低い物件は、建物の傷みによる倒壊や防犯上の面では放火などの危険性があり、
近隣に住む方々にとっては気になる問題となっている。
『平成26年11月に【空き家等対策特別措置法】が成立し、行政からの所有者に対しての助言や注意、罰金や適正な管理に向けた代理での措置などが認められるようになりました。』
【行政代執行】
聞いたことがある方もいらっしゃると思いますが、所有者に代わり、ゴミ屋敷や空き家などの撤去、解体工事をすることです。
こちらの行政代執行は、【税金】という扱いで所有者に課せられます。
税金が回収できない場合、行政はその個人の財産を差し押さえ、不動産などは競売にかけることができます。
所有者にとっては空き家の処理請求の支払いができない場合、その不動産を競売されるという何もメリットがない結果になります。